ドイツで開腹手術したよ!手術日③

病院

私は2024年1月に子宮全摘手術+左卵巣摘出手術をしました。悩まされていた子宮筋腫ともおさらば!看護師と麻酔科医を笑わせて手術室へ向かった⁈ここでは、入院手続きから手術後まで書きたいと思います。ドイツで手術を受けようとしている方に少しでも力になればと思います。

入院当日の打合せ

また地獄のような受付です。今日は、入院の部屋を決めるとのことでした。私のプライベート保険は、特別室以外は100%保険適応なので、1人部屋が空いていたらそこに入れてもらおうと思っていました。しかし、ドイツ語が分からないので、どの部屋になったのか聞き取れず、特別室だったら保険適応範囲外になって、支払わないといけない…とまた昨日と同じでお金の事しか考えられない頭になってしまいました。しかも、私の入院部屋は、ナースステーションの近くの1人部屋で、ホテルの様にきれいな部屋でした。特別室ではないよね?特別室ならソファーとかあるよね?と主人とあーだこーだいいながら大丈夫と言い聞かせていました。下の写真はトイレ、シャワールームです。壁には近くの標高みたいなデコレーションがされていました。

いよいよ呼ばれた私。

ナースに「手術着に着替えて待っててね」と言われて、用意されていた紙パンツ、ヘアーキャップ、手術着とカミソリを渡され下の毛を少し剃って(ビキニラインより少し下まで剃って下さいと指示アリ)待ちました。10時からと聞いていたので、7時にチェックインした私にとっては長い時間待っていました。2人のナースが来てくれて、主人とお別れし、私はベッドごとガラガラと連れていかれました。担当ナースに私はドイツ語できないので英語でお願いしますとお願いしたらほとんど90%のナースが英語対応してくれました!この最初についてくれたナースが退院の最後までお世話をしてくれました。手術室待合室みたいなところにつくと、ベッドからタンカーみたいな手術部屋用ベッドに自分で移動し、裸になって頭と足を固定されそのまま8畳くらいの準備室まで運ばれました。ここで出会ったのが、プロフェッサー麻酔科医と可愛らしいしゃべり方をするナースともう1人見えませんでしたが、角にお医者さんがいました。あなたの名前、生年月日、手術名を教えてくださいと言われて答えました。その後、脳モニター、心電図や、両腕手首(腕は血管が細すぎで確保できず…)にルート確保され、全ての準備が整いました。10:30ごろ麻酔科医が麻酔マスクを口に置いたときに、「この手術が終わって元気になったら何になりたい?夢はある?」と聞かれ、「大金持ちになりたい!!」と小学生みたいなこと言ったので前室にいた5人くらいのナースやお医者さんが爆笑してくれました!とても私もハッピーになり、麻酔の眠りについたのを覚えています。

手術後からの記憶・麻酔から目が覚める

手術後患者は目が覚めるまで中間室と呼ばれるところで待機させられています。私が目を覚ましたのか、起こされたのか分かりませんが、ナースの話声に気がつきました。しかし、目を開けようとしても開かず目が目ヤニで開かないのがわかりました。ナースも私が目覚めていることに気がついてくれて、気持ち悪いかどうか確認してくれました。他のナースがその子(私)は、英語か日本語でしかわからないわよ。って言って、その後私が病室に帰る時、翻訳機から「ごきげんよう~」と流れてきて私を和ませてくれました。私の目は開かないけど、私は感謝の気持ちを込めて大きくバイバイし、ナースにガラガラとまた運ばれ病室に帰りました。とても嬉しかったのを覚えています。

手術後すぐの食事・・ありえへん世界

病室に運ばれ主人と子供が待っていてくれました。目が開けられないのと、喉がガラガラで少し痛かったので声もウィスパーで話さないといけませんでした。手術前に医師から、人口呼吸器を付けるからチューブが喉に当たって少し傷つくかもしれないけど、1~2日で良くなるから心配しないで。とアドバイスいただいていたのでその通りだなと思いました。目は、子供に拭いてもらってようやく開けられました。しかし脱力感が半端なかったので、すぐに眠りにつきました。その後プロフェッサーのチェックアップが無事終わり、ナースが夜中に来てお腹すいたらこれ食べてって、手術後初めての食事がヨーグルトとカリカリのパンのお菓子?みたいのを置いていきました。さらに、食事担当の方が、オレンジジュース、アップルジュース、お水2本とスニッカーズやチョコレート系の栄養バーを5個くらい置いていきました…手術後にチョコレート??文化の違いと逆に体調悪くなるんじゃないかと笑っちゃいました。私はオレンジジュースとお友達からの差入れのミカンゼリーを食べて終わったところで手術日が終わり眠りにつきました。

入院1日目④

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